景気の良い話

 先月「契り通信」でも書きましたが、景気の先行きを表すDI指数

(景気を良いと答えた人から悪いと答えた人を引いた値)ですが、

日本は-85、タイ・フランスも低いのですが。高いのはブラジルの+50

インドにおいては+83と非常に高い数字が出ています。

 先日インドの国内事情についての記事が出ていたのでご紹介します。

・GDPに占める輸出依存度は約20%。

  ドイツ・・・・・・39%
  韓国・・・・・・・37%
  中国・・・・・・・37%
  イギリス・・・・19%
  日本・・・・・・・15%
  アメリカ・・・・・・8%

      (2006年度)

 

・昨年末の日用品販売の企業は大幅増収増益

・携帯電話の販売は1000万件/月増のペース

・広告市場は2009年も2桁の伸びを予想

・インドの人口の7割は農民。下記の理由により購買力が非常に高まっている。

  過去数年豊作が続いた。

  昨年政府により農家が抱えていた債務が免除(?)された。

・景気が悪いのは「自動車・不動産・エアライン・金融」の4業種のみ

 ローンが必要なモノ以外は非常に売れている。

等々、細かく見ると多くの問題を抱えているようですが、インドは元気がある様です。

こんなインドや非常に大きな内需拡大策を打ち出している中国などアジア各国が頑張ってくれれば、

アメリカやヨーロッパが駄目な分を補ってくれるのではないかと、密かに期待している次第です。

もちろん一番頑張らなければいけないのは、我が日本なのですが・・・・。