葬儀

2011年12月15日 更新

 
 先日122日午後915分に、父でもある当社代表取締役会長 服部純茲 が永眠いたしました。86歳の誕生日を1125日に迎え、次は新年まで頑張ろうねと言っている矢先のことでした。
 

 故人は、晩年、神経の病を発症し、呂律が回らなくなり、手が震え、字が書けなくなり、歩行が困難で、車椅子の生活となりました。誤嚥性肺炎で何回か入院を重ね。昨年暮れに入院後は、お正月に1日だけ家に帰って来ましたが、そのまま、介護の病院の方へ長期入院ということになりました。入院の間、母は毎日病院へ通い、家内や姉達も本当によく看病していました。そういう意味では、父は幸せだったと思います。

 

 そして、父の人生は、まさに仕事と共に生きてきた人生でした。

  企業人としての父はとにかくまじめで、仕事が好きな人でした。
戦後間もなく、会社に入り40年以上の間代表取締役として文字通り「粉骨砕身」会社に尽く、「中興の祖」として、現在の当社の礎を築いたのは紛れもなく父でした。
車椅子になって会社に出社出来なくなっても、毎日5時になると会社に電話をかけてきて「今日はかわたったことはなかったか」と全管理職に電話を回して、会社の近況を確認し、自分の考えをまとめて私や前社長に指示を出していました。
 
この度、父の葬儀を出すにあたって、合同葬とする事にためらいもあったのですが、社員からも会社としてお葬式を出して下さいという声もあり、会社と人生を共にしてきた父の葬儀を服部家・株式会社チキリとの合同葬とする事といたしました。

  通夜、葬儀においては、ご多用中にもかかわらず。多数の方々にご焼香を賜り、ご霊前にはご丁重なるお供物など頂き、大変感謝をしております。

 今後は、残された我々がより一層社業に邁進することが個人の最大の供養となると思います。

 

 

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