娘の決心

2023年7月28日 更新

 わが家の次女も中学3年生になり、今年は高校受験もありますが部活も最後の年となります。

中学校に入学してソフトテニスを始め、一生懸命練習に励み、その結果1年生の時から先輩たちと一緒に試合へ臨むチャンスをつかんで来ました。試合の度に相手の強さを痛感しては挫折して。時には、テニス経験ゼロの私や長女が練習相手となり頑張ってきました。

「中体連」最後の大きな試合に向けて、部活の仲間と一つでも勝利を掴もうと毎朝朝練に行ったり、休日は自主練に参加したり励んでいたのに。本番直前コロナ感染にて最後の試合への出場を断念。

「このタイミング⁉」娘も、私も悔し過ぎてはじめて親子で涙しました。顧問の先生も電話口で一緒に泣いてくださり、本当に悔しい思いをしました。

そんな娘の気持ちを汲んでか、努力を理解して下さり、正式試合には出場できなかったけれど、本人の納得のいく結果で終わらせてあげたいという先生の強い想いから、改めて試合をセッティングしていただき、みんなで笑顔で引退する事ができました。

3年間の集大成、100%満足とはいかないけれど努力は無駄じゃなかったと思います。今回経験した悔しい気持ちをバネに、次は受験に向けて勝利を掴みにいこうと宣言したわが家の次女です。

                                          

                                          総務部 荻野容子

 

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