震災の時

2011年5月31日 更新

震災の時、東京ビックサイトの中におりました。.
モニュメントが左右に揺れだし、そのうち建物全体が大きく揺れ、悲鳴と共に
建物の外に出されてしまいました。
当日、ビックサイトでは、建築・建材展をはじめ、いくつかの展示会が行われていました。
最終日とかさなり、会場の中には、何千の方がその場にいたと思います。
 
津波の心配があり、とにかくその場を離れたいと
ゆりかもめの駅に向かいましたが、運転の見込みが立たないとのことで
すぐに臨海線の国際展示場駅まで行き、バスを待つことにしました。
長蛇の列でした。
どこで地震が発生したのかが分からず、まず思ったのが、東海沖地震でした。
自宅に連絡しましたが、携帯はつながらず、ワンセグで初めて震災の状況がわかりました。 
そのうちに、携帯の電地が無くなりはじめ、充電器を買いに駅のコンビニに行きましたが、
すでに売り切れ、発生から40分ぐらいで、そのコンビニの弁当類はほとんどありませんでした。
バスの列に戻って、コンビニの話をしていると、後ろの仙台から来ていた方が
充電地を貸して下さり、半分ぐらいまで充電ができました。
 
その後、バスが来て浜松町の駅についたのが、7時頃だったと思います。
都内は、人であふれすごい状態でした。
浜松町駅には、防災センターがあり、交通情報等を確認していところ
子供からのツィター情報で、新幹線が復旧したとの連絡が入り、
すぐに東京駅まで行く方法を探しところ、大江戸線と東西線を乗り継げば、
大手町経由で東京駅まで行けることわかり、何とかその日の内に帰宅することができました。
仙台から来ていた方の善意のおかげで、その後携帯が使え、メールで情報収集ができたことで
帰宅難民にならずにすみました。
 
今回の震災で4つ学びました。
①困った時の助け合い ②情報収集 ③迅速な行動 ④携帯の充電池は持ち歩くこと 
常日頃から防災に対する心構えが必要だと思いました。
 
土橋利昌

 

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