結婚33年!

2009年10月30日 更新

先日、社長が銀婚式を迎え家族の大切さを話されました。
影山Mも今年が銀婚式を迎えたとのことでした。
さて、我が家は結婚何年経ったのかと数えてみましたら33年にもなっていました。
この間に男の子2人が生まれ我が家は4人家族です。
子供2人は既に社会人ですが、小学生の時にはカブトムシやセミ採り、魚釣りや少年サッカーとアウトドアでの子育ては熱心に行いました。
しかし勉強はほとんど見てあげませんでした。
家の事は殆ど妻に任せ、恥ずかしながら家では横の物を縦にもしません。
そんなことで未だ何も出来ず、洗濯機は使えず、電子レンジで食事を温めることすらできません。
こんなダメ亭主ですが、良くグチも言わず尽くしてくれている妻にはいつも感謝をしております。
男は表に出ると7人の敵がいるといわれます。
安心して仕事ができるのも、妻が家を守ってくれているからだと思っています。
 
先日は長男が入籍し、来月に結婚式を行いますが、次は次男が結婚するまで、また孫の顔を見るまでは頑張ろうと気合が入りました。
家族の幸せの為に頑張ろうと湧上がるモチベーションが、一番力強いのではないでしょうか。
活力の源でもある家庭を大事にすることは言うまでもありませんが、家庭を重視する余り仕事がおろそかになっては困ります。
安定した生活の糧を得るのが仕事です。
仕事と家庭を、バランス良く大事にすることが大切ではないでしょうか。
皆さんも良き家庭人、良き職業人であって欲しいと思います。
建設部 中野

 

▲このページの先頭へ

 

書籍紹介

2009年10月2日 更新

だいぶ怠けてしまいました。久しぶりに更新します。

今回から、たまに私の読んだ書籍の紹介をさせていただきます。

本の中で心に残った部分や、感銘を受けたフレーズなどを抜き書きで掲載いたします。

今回は、本ではないですが、NHK教育テレビで「知る楽」という番組があり、毎週木曜日に「仕事学のすすめ」として、月替わりで各界の著名人が出演してその考え方や人生観などを語っています。

この本はその番組のテキストとして売られているもので、今年6月にユニクロの柳井正社長が出演したときのものです。

最後に柳井社長が、「企業は金儲けの為じゃなく、人間を幸せにするために存在している。」と話しています。利益至上主義と思われている面がありますが、実はそればかりではない。さすがに一流経営者であると思いました。

---------------------------------------

わがドラッカー流経営論       柳井正       NHK

■「企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち顧客の創造である。」(現代の経営)ドラッカー

■今考えると、ヒートテックとフリースのヒットに共通しているのは、どちらもお客様の潜在的な需要をキャッチし、さらにそこに低価格や豊富なカラー、といった付加価値をプラスしたという点でしょうね。

■其の店や企業が、何をやっているか、何を売っているのかをきちんとお客様に伝えなくては、何も始まらないんです。

■「あらゆる者が、強みによって報酬を得ている。弱みによってではない。最初に問うべきは、我々の強いみは何かである」とドラッカーも語っている。弱いところをどうにかしようと考えて努力しても、時間ばかりかかって、労力の割にはさほど成果は上がらないもの。それならば弱い部分は切り捨てて、自分たちの強い部分を活かした経営をしたほうがよっぽどいい。

■「全員経営」松下幸之助の言葉。社員全員が経営に興味を持ち、お互い知恵を出し合い、それを集結することで起用経営の柱にしていこうというもの。小売業で言うなら「社員全員が個人商店主であるという意識を持て」ということ

■どうすればお客が喜び、モノが売れるのか自分なりに考え、工夫する姿勢が大切

■自ら創意工夫する機会を労働者に与えれば、彼ら自身のやりがい、生きがいを創出ことにもなる。

■上司や経営者が一方的に命令管理するのではなく、全員が経営のことを考え、言われなくてもそれぞれが創意工夫を凝らしながら働く企業が理想。そのために社員全員が同じ目的目標を持たねばならない。

■やはり企業にとって一番大切なのは「使命」(共通の目的や目標)なんです。何のためにその企業を作ったのか。何のために自分はその企業に入ったのか。その原点を経営者も従業員も忘れているようではいい企業になりようがない。

■成果を上げる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何に取られているかを明らかにすることからスタートする。つまり、時間は無限ではない。自分の時間を常にチェックして、自分の潜在能力を発揮するためには集中することが大切だ、と言うわけです。

■オーケストラを「企業」、楽器を奏でる知識を持った演奏家を「知識労働者」、指揮者を「経営者」に置き換えると分かりやすい。オーケストラで、誰かが「俺はジャズ」「私はポップス」等と言い出したら、いくら演奏が上手な人が集まったとしても、オーケストラとして成立しなくなってしまう。理想は、オーケストラがやろうとしていることに賛同したメンバーだけが集まるべきだし、オーケストラの方向性に賛同しない人は、そこに加わるべきでない。つまり、同じ目的を共通認識として持っていればこそ、その仕事(演奏)は自己実現につながるし、やりがいも生まれると言うことなんです。

 ■企業は金儲けの為じゃなく、人間を幸せにするために存在している。金儲けはそれ自体が目的ではなく、会社を存続させていくための手段に過ぎない。

 

▲このページの先頭へ