身に沁みてきた言葉

2016年3月18日 更新

子供叱るな 来た道じゃ 年寄笑うな 行く道じゃ

以前からよく聞いている言葉でしたが、今は身に沁みるように感じます。
最近、たくさんのお年寄りと接する機会がありましたので特に痛感しています。
おぎゃあと生まれてから 今生を終えるまでの人生で ひとりひとりがどの時点で
今生の役目を終えるかが違いますので すべての人に当てはまるわけではありませんが
実際、自分自身も子供の時は 社会のルールも何も訳が分からず 大人の言うこと やることを見ながら それが自分の常識として身についていきます。そんなまっさらな状態からの現在があり、そして その先には 老いが待っています。
簡単に言えば、まわりにいる今の子供たちを見て
自分もそんな時代があったでしょ?だから なんでそんな事も解らない?出来ないの?なんてむやみに叱られたくなかったでしょ? と自分に問う。
そしてお年寄りを見て 自分もこうなるんだよ、そんなことも出来ないの?なんて言えないよね?笑えないよね?と自分を諭す。
知識も経験も積み 体も思う様に動く自分自身を基準に考えるため 時に過去と未来を忘れ
傲慢な態度を取りがちですが、相手の立場に立ち、自分もこうだった、自分も今にこうなると思えば、優しい心と目で接する余裕が出るのかもしれませんね。

総務部 服部素子

 

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