新交通システム

2010年11月12日 更新

 久しぶりにブログを書きます。

 昨日、東京のビックサイトで行われていた展示会へ行く為に、「ゆりかもめ」という新交通システムを使いました。

 国際展示場正門で下車したのですが、降りるときに隣の扉でおばあさんが、車輪の付いたバックが車輌と

ホームの隙間に落ちて困っているのを、これから乗ろうとしている男性が、親切に手助けをしてあげて、

無事車輌からホームへ移ることが出来たのですが、その親切な男性は車輌に乗ろうとした瞬間に、

ホーム側の扉が閉まってしまい、乗ることが出来ませんでした。

 この際、最初にドアが閉まったときに、体が半分ドアに挟まれてしまいましたが、すぐに一瞬だけドアは開き

体は抜けたものの、乗る間もなくまたドアが閉まり、結局男性は車輌に乗ることは出来なかったのです。

  実はこの現場を見たあと、この旨を駅員に話をしました。

若い駅員さんで、彼に話してもしょうがないとは思いながらも事実認識だけはしてもらいたいと思い

余計なことだと思いながらも言わずにはいられませんでした。

 駅員さんは非常に恐縮しながら、扉に挟まっても自動的に再度開く仕組みになっているので大丈夫ですと

説明してくれました。

  新交通システムは無人の車両で、この扉も自動で開閉されています。

恐らく何重かの安全対策が施されているのでしょうが、機械は何が挟まったのか分からないでしょうし、

この男性の親切な行動も理解できません。飛び乗り乗車と同じなのです。

そして、この時おばあさんを誰も助けていなければ、バックがドアに挟まれてパニックになっていたのではないでしょうか。

合理化・無人化は良いのですが、やはり人間の目と心が必要ではないかと思いました。

 

 

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