消火器表示ラベルの変更

消火器の規格と点検に関する省令の改正

近年発生している古くなった消火器の破裂事故を踏まえ消火器の規格が変わりました。消火器の管理が不十分であったことにより、経年に伴って腐食が進んだ物を操作、廃棄処理等を行う際に主として発生していることから、適切な維持管理・点検・廃棄などの情報についてラベルに表示し、点検内容についても見直しにより安全策を図るようになりました。

2011年1月1日から、消火器の表示ラベルの規格が変更されました                                                                                              

法令により消火器設置義務のある防火対象物では2021年12月31日までに新規格に適合した消火器に交換することになります。原則として新規格に適合した消火器を設置する必要が有りますが、今回の改正は主として表示に関する内用であり、性能にかんするものでないこと、一般的に消火器は10年程度使用していること等を踏まえ,既に設置されているものについては、一定の期間は適合しているものとして猶予期間が設けられました。また旧規格品の新規設置は201112月31日まで認められています。