ソニー創業者・盛田昭夫が53年前に提唱した「働かない重役追放論」の話し

2017年8月22日 更新

 

ソニー創業者の盛田昭夫は、1960年、米国にソニーの現地法人が設立されると同社社長に就任し、アメリカで数年間暮らした。
 その盛田が、53年前の1964年に先進的なコーポレートマネジメント論を発表していたので紹介します。
盛田はアメリカの企業と日本の企業とが質的に違うことに気がついた。
アメリカの企業というのは営利団体であるが、日本は違う気がする。
アメリカ企業は社員の成果を評価することが基礎になっているのに対し、日本では、
大きな間違いさえしなければ、みな同じように年功で上っていく仕組みになっており、
一見営利団体のようではあるが、中身は社会保障団体のようなものだというのである。
日本人は地位が高くなればなるほど働かなくなる、といわれる。
平社員から係長、課長、部長、取締役と「位」が上がることは、だんだん神様に近づくという考えである。
ところがアメリカでは、会社に「職種」はあっても「位」というものはあまりない。
日本のように係長、次席、主任、補佐、課長などといった「位」はなく、
ゼネラル・マネジャー(総支配人)、マネジャー(管理者)、クラーク(事務員)の段階
しかない。
仕事をするにはそれで十分だ。
 アメリカでは平社員は時間になればサッサと帰り、土曜日も休むのが普通だ。
しかし重役クラスの人は毎日遅くまで残って仕事をし、土曜日でも出勤する人が多い。
 盛田の言った通り、今日、多くの日本企業は外国企業との競争に負けた。
米国や欧州の企業だけでなく、韓国、台湾、中国の企業にも追い抜かれた。
日本のカイシャで出世するなら、求められるのは「成果」より「忠誠心」。
短時間で多くの利益を稼ぐ者より、だらだらとオフィスに長くいる者が評価される。

建設部 勝山弘隆

 

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