未成工事とは

2016年2月15日 更新

今回は建設業で必要となる「未成工事」について解説いたします。
・「未成工事」とは
 「未成工事」とは、工事に着手しているが、未だ完成していない工事の事を指します。
 ここで、経理的には「未成工事支出金」と「未成工事受入金」と言う勘定科目が関連します。

・「未成工事支出金」とは
「未成工事支出金」とは、まだ完成していない工事に対して支出した工事原価で、そのままでは販売できない未完成品を計上する科目。
仕掛品の一種であり、貸借対照表では流動資産に属します。
 期末に売上と費用の計上を対応させるために、売上として計上するまで棚卸資産として計上することになります。
 工事が完成・引き渡しされた時点で、「未成工事支出金」は工事原価に計上されます。

・「未成工事受入金」とは
未成工事受入金とは、勘定科目で用いられる流動負債の部の仕訳のひとつで、工事を受注した建設業者が受注元から、工事完成前に工事代金として受け取った一部および全部の金額のこと。
一般会計上の前受金に相当するもの。
建設業の会計であっても、一般的に使用されている前受金として仕訳する企業もあります。

未成工事支出金と類似するものに、商品在庫では「棚卸し在庫」、工場では「仕掛品」が有ります。
当然ながら、それぞれ管理する期間は一致しなければなりません。
会計仕訳上は会社の会計処理期間によって仕訳が発生するもので、会計処理期末以外では特に必要としません。
もちろん、適時に仕入等の伝票が起票されている事が前提ですが、その辺はきちんと理解した上で運用する必要が有ります。

建設部 勝山 弘隆

 

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