パナソニックのテレビ事業からの撤退

2013年3月27日 更新

 パナソニックの長年にわたり経営の柱であったテレビ事業からの撤退は、数年前からの流れでいつかは
この時が来るのではないかと思っていましたが、現実に撤退することになり、時代の流れを感じます。
 私の実家には、ナショナルのブラウン管テレビがアナログ放送廃止になるこの間まで有りました。
このテレビは、私が学生の頃アルバイトして中古で買った物ですから(因みに5~6万円程したと思います
当時は高価でした)今から35年程前の物ですが、最近までダイニングで使っていました。

 最近のテレビは、約7年程すると不思議と壊れてしまいますが(思い込み?)、30数年間使えたのには
使っている時から、良く壊れないなぁと驚いていました。
昔は、長持ちする良い製品が作られていたんですね。
メイドインジャパンは品質に優れていたから、世界でブランドを築けたんでしょうね。

 高度成長期の日本がそうで有ったように、形有る物は、後進国に真似されて、結局価格競争に
晒されることになるという厳しい現状の中、次代を担う技術者の台頭を期待します。

影山

 

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