夢の技術
2009年4月23日 更新
弊社が得意としている商品にロープがあります。
モノを吊ったり、引っ張ったりするために古くは、植物繊維を原料にそして今は、各種金属や特殊繊維
を原料に様々なモノが作られています。
そんな中、カーボンナノチューブを素材にして夢のロープが考えられています。
その用途は、
「宇宙エレベーター」
赤道上空3万6000キロメートルの静止軌道にある衛星から長いケーブルを地上まで垂らして、
昇降機をとりつけ地上と宇宙を往復する乗り物です。
現状のエレベーターに使われているワイヤーの200倍近い強度が必要で、素材のカーボンナノチューブは
1Kmの継ぎ目のない単一分子で有ることが条件だそうです。
カーボンナノチューブを発見した教授に言わせると、「空想と言っていいほど実現性は低い」
とのことですが、ライト兄弟が初飛行してから60年余りで月まで人を送ってしまった人類です。
不可能ではないと思います。エレベーター技術では日本は世界のトップにいるそうです。
是非実現してもらいたいものです。