還暦を迎えて

2009年3月27日 更新

 

建設部の中野です。

3月19日に誕生日を迎えとうとう還暦となりました。

還暦という人生の節目に自分を振り返ってみました。

入社して40余年が過ぎ4月15日には定年となります。

この間、今の社長で4人の社長に仕えました。

私にも20代の青年の時代もありました。

その頃は自分の60歳の姿など思っても見なかったですが振り返ってみますと、よく「光陰矢のごとし」と申しますが正に月日の過ぎる早さには驚きます。

入社した時は東名高速道路の建設中で、東京製綱のガードケーブルや八幡製鉄のガードレールなどを扱っていた今の建設第1グループの前進の機工課に配属されました。

その後本社が沼津市の宮町から今の清水町卸団地に移転後は仕入れを担当、

商品知識のついたところでワイヤーロープ、塗料の販売を担当。

これからは商社といえども物を作る技術も必要との会社方針で、34歳の時に沼津我入道にて矢崎部品様のワイヤハーネス製造のために服部製作所設が設立され工場長としてモノづくりを勉強しました。

この時の激務は今思い起こしても良く頑張ったと当時の苦労が思い出されます。

本社に戻って自動化、省力化設備の設計製作品の営業で主に自動車部品メーカー様を担当いたしました。

お客様を訪問し今でも当時の設備で生産ラインが動いているのを見ますと嬉しい限りです。

その後建設部に移って遮熱塗料を主体に省エネ商品の販売で現在に至っております。

この間、高度成長時代からオイルショック、バブル景気からバブル崩壊、いざなぎ景気と今回の100年に一度といわれる世界不況と経済情勢も常に変化してまいりました。

いろいろな分野を経験させてもらい多くの人との出会いがあり人脈も広がりました。

一つ残念なのはいろいろ経験したことと裏腹で一貫して育んだ専門のものがなく広く浅い知識しか無いことです。

他の社員の方にはSMAPの歌ではないですがナンバーワンでなくても良いですから是非、一人一人がこれなら他人に負けない得意とするオンリーワンの知識や技術を身につけていただきたいと思います。

 中野 充

 

 

 

 

 

 

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